2025年11月にマーケティング知識ほぼ0の状態から約50時間でマーケティング検定2級に一発合格したので実際に受けてみた感想とやってみてよかったと思う勉強法を紹介します。

前提として僕は受験前はネットマーケティング検定を保有していたのみで、Webマーケティングの基本知識があるのみでした。
SWOT分析の意味くらいは知っていて、PEST分析?何それって感じのスタートでした。
マーケティング検定ってどんな試験?
マーケティング検定とはマーケティング検定公益社団法人日本マーケティング協会が主催しているマーケティング力を測定することができる資格試験です。民間資格ではありますが、内閣府認定資格でマーケティング業界などでの知名度は高いようです。
マーケティング検定には3つのレベルがあり、それぞれの受験対象者は以下のとおりです。
| 1級 | マーケティング課題に対応する総合力を測定 →マーケティング部門のリーダーを目指す方におすすめ |
| 2級 | マーケティングの幅広い知識と応用力を測定 →マーケティングの実務経験を数年積んできた方におすすめ |
| 3級 | マーケティングの基礎概念の習得度を測定 →マーケティングを学び始めた学生・新入社員におすすめ |
参考としてマーケティング検定2級の情報を以下に示します。
| 主催 | 日本マーケティング協会 |
| 問題数 | 40問 |
| 回答形式 | 択一式問題(語句の組み合わせ問題、正誤判定問題、語群選択問題など) |
| 合格基準 | 正答率70%以上 |
| 試験時間 | 90分 |
| 試験会場 | 全国のテストセンター |
| 受験料(税込) | 9,460円(学生:8,360円) |
| 試験日程 | 随時 |
| 試験範囲 | 1. マーケティング・マネジメント 2. マーケティング環境の分析 3. 資源配分と製品ポートフォリオ管理 4. マーケティング組織のデザイン 5. 産業と競争の構造 6. 消費者行動の分析 7. 価格設定のデザイン 8. 製品開発と顧客価値 9. ブランド・マネジメント 10. マーケティング・コミュニケーション 11. サプライチェーン・マネジメント 12. 顧客関係マネジメント 13. サービス・マーケティング 14. 生産財(B to B)マーケティング 15. ソーシャル・マーケティング 16. グローバル・マーケティング |
なぜマーケティング検定2級を受験したか
マーケティング検定2級に挑戦した理由としては3つあります。
1つ目の理由は、ネットマーケティング検定とSNSマーケティング検定の受験を通してもう少しマーケティングの本質部分を体系的に学びたいと思ったからです。
上記の2つの資格はWebマーケティングとSNSマーケティングに特化しており、マーケティングと言う括りのほんの一部でしかないということが学習しながらわかったので、なんとなく不完全燃焼気味だったのを解消したいと思い受けました。
2つ目の理由は、内閣府認定でそこそこ難易度が高いという点です。
内閣府認定にどれほどの力があるかはいまいちわかりませんが、無職期間に興味のある業界に通用する価値のある資格を取っておきたかったので、マーケティング検定2級を選びました。
3つ目の理由は、企画職で働いている妹が3級を保有していたからです。
なんとなく対抗したくなりました。
マーケティング検定2級の勉強方法
マーケティング検定でまず苦戦したことは試験対策に関する情報が少ないことでした。
例えば、対策テキストは公式の問題集2冊だけでなく参考書籍3冊も目を通すべきなのか、出題形式は問題集とどう違うのかなど、基本的な情報すら調べてもなかなか出てこなかったので勉強方法が合っているのか不安でした。
特にネットでは「出題形式が本番と問題集とでは全く違う」「出題傾向や難易度も全く違う」という意見が多いので本記事このへんの不安感を取り除けたらなと思います。
おすすめ参考書:マーケティング検定2級試験 公式問題集&解説 上巻・下巻
結論から言うと試験対策は公式問題集2冊のみの利用で問題ないです。
HPには参考書籍として「マーケティング (New Liberal Arts Selection)」「コトラー&ケラーのマーケティング・マネジメント基本編 第3版」「ゼミナール マーケティング入門 第2版」の3冊が挙げられていますが、これらは読まなくても大丈夫です。
なぜなら、問題集の解説部分は参考書籍3冊の解説を集約した内容になっているからです。
また、基本的に問題集に記載されていること以外の内容は本番には出ない(出ても不正解)ので、参考書籍にしか書かれていない情報を記憶してしまって本番で混乱してしまう可能性もあるためぶっちゃけ読まない方がいいと思います。

僕はコトラー&ケラーのマーケティング・マネジメント基本編 第3版を購入しましたが試験対策として読むことはなかったです。解説文もほぼ同じでした。
本屋で置いているところを見たことがなかったのでネットで購入しましたが、実物が意外と大判で、そこそこ厚みもあるうえ2冊セットなので持ち運びには全く向いていません。文字は見やすいですが情報量が多いので結構読むのにも時間がかかります。


Kindle版(電子書籍版)も販売されているので外出先で勉強したい方などはKindle版での購入がおすすめです。
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おすすめの試験勉強方法
今回はわからないことも多くあったので色々な勉強方法を試しました。
中には無駄な時間だったなと思うこともあるのですが、参考のために公開します。
方法1:ひたすらノートに写経する おすすめ度:★☆☆☆☆
最初の10日はひたすら問題集の問題を知識のない状態から解いてみてから、解説部分をノートに写経する方法を取っていました。
この方法は全くおすすめできません。いかんせん文量が多いので、理解よりも写経を終わらせることが目的になってしまい、結果的に中途半端な理解に終わってしまうからです。ついでに僕はこれで首と肩を痛めました。
僕がこの方法を取った理由として、問題集の話の流れ、進み方を覚えておけばそれを手がかりとして問題を解ける可能性があると考えたからです。
しかし、本試験は問題集の順番ガン無視のランダムな出題だったので全く活かすことはできませんでした。全くおすすめできません。
方法2:覚えにくいところだけノートにまとめる おすすめ度:★★★★☆
内容を理解することを優先して問題集を読み進め、暗記が難しいところだけをノートにまとめるという方法はおすすめです。
マーケティング検定2級の試験は暗記要素も結構あるので、覚えにくいなと思った内容はノートなどにまとめておくと良いでしょう。
実際、試験前にでかくて分厚い問題集を開いて確認するのはなかなかしんどいので、そういう意味でも簡単にまとめておくメリットはあると思います。
方法3:YouTubeの解説動画を観る おすすめ度:★★★★☆
試験前日に以下のマーケティング検定の解説動画プレイリストを見つけて2周ほど観てみたのですが、これが思いの外役に立ちました。
問題集の内容を効率よくインプットできるのと、試験に出題されるポイントや出題形式を的確に教えてくれるので観ておいて損はないです。
ただ、いくつか動画内に間違いがあったり、解説としては足りない部分があるので問題集で理解を深めることは必要です。
まとめ:効率の良い勉強方法
これまでの方法をまとめると、
- 問題集を1周読んで全体を理解する(問題は解かない)
- 問題集を確認しながらYouTubeプレイリストを1周して出題ポイントを抑える
- 問題集の問題を解いて、解説を理解する(2,3周程度)
- 試験直前にYouTubeプレイリストを1周する
※手順2~3で暗記ノートを作成する
という流れが一番効率が良い方法かなと思います。
ご紹介したYouTubeの動画で試験に出やすいポイントを抑えて、その範囲を問題集で深く理解することが大事です。
僕は2~3時間の学習を3週間継続したので学習時間は50時間程度でしたが、写経でかなり無駄な時間を過ごしたのでもう少し短縮できたかなと思います。
マーケティング検定2級は試験日程をある程度自由に選べるので自信がついたタイミングで申し込むのもありだと思います。
試験本番について
試験はCBT形式なので、テストセンターの予約を取って受けることになります。
早い時間の方が頭がよく働くと聞くので、試験は12時スタートにしました。
試験直前におにぎり1つとレッドブルを摂取して準備。
会場に15分前に着いて説明を受けた後に受験開始しました。
試験問題は40問。問題集と同様、基本的に多肢選択問題で「誤っているものはどれか」という問題が多く出ましたが、問題集よりは少し考える必要がある問題が多かったように思います。
具体的には、選択肢が2文で構成されていることが多く、ぱっと見全部正しいように見えても、1文目が正しい、2文目が誤りという問題が結構あったので、しっかり集中して解く必要があります。
あとは以下の動画でも説明されているとおり、語句の組み合わせ問題や正誤判定問題、語群選択問題など色々な出題形式がされますが、これらの難易度はそれほど高くありませんでした。
消去法で対応できることも多いのであまりビビらなくても大丈夫です。
逆に単純な形式の問題が難しいです。問題集に収録されているような単純な理解を問う問題は少ないので解説文を深く理解しながら学習を進めることをおすすめします。
わからない問題があれば「後で見直す」機能でチェックをつけることができますので、まずは1通り解いてみましょう。90分の時間があるので2周する時間は十分にあります。
解き終わったら「試験終了」ボタンを押せば、即時採点されて画面に合格or不合格の表示がされます。
僕は問題を2周して30分時間が余るくらいでしたが、トイレに行きたかったので試験終了しました(ベルで係員を呼んで試験時間中にトイレに行くこともできます)。
気になる結果ですが、思っていたより点が取れていて総合スコア85%で合格でした。
実務経験者でない割には良い成績なのではないでしょうか。

終わりに
対策方法があっているのかわからなくてとにかく不安でしたが、無事合格できてよかったです。
試験内容も結構難しいのですが、一番難しいのが勉強方法だと思うのでぜひこれから受けてみようという方は参考にしてみてください。


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