みなさん、読書していますか?
私は恥ずかしながら比較的最近に読書というものを始めました。
とはいうものの、これまで漫画も小説も読む習慣がなかったため1冊読むだけでも大変苦労します。
私と同じように仕事や家事などで自由な時間が少ない社会人では、限られた時間の中で読書を習慣にするのは容易ではないと思います。
そんな私が、今では週に1冊のペースで読書を続けられているので、無理なく読書を習慣化するために取り入れている工夫を5つご紹介します。
これらの方法を取り入れることで、忙しいあなたでも読書習慣を身につけられるはずです。
読書習慣を無理なく続ける5つの方法
1. 「小さな読書目標」を立てる
「1日1冊」「週に3冊」といった大きな目標を立てると、途中でプレッシャーを感じてしまい、逆に読書から遠ざかってしまうこともあります。
そのため、まずは「朝食後の5分に読む」「寝る前に10分間だけ読む」など、簡単に達成できる小さな目標から始めましょう。
大事なのは、無理をせずに少しずつ継続することです。
また、時間ではなくページ数で目標を設定するのもおすすめです。
「10分」といった時間の縛りだと集中力を持続させにくい方もいますが、ページ数で目標を定めると読書の進行がわかりやすくなり、モチベーションを保ちやすくなります。

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2. 「読書する時間」をルーティンに組み込む
忙しい社会人にとっては、日々の中で「読書をする時間」を固定することが習慣化の第一歩です。
例えば、「朝食後の5分」「通勤電車の中で読む」「寝る前の10分」といった形で、毎日決まった時間に本を開くことで自然と習慣化していきます。
特におすすめなのがスキマ時間を有効活用することです。
移動時間や待ち時間など、短い時間でも数ページ読むことで、1週間、1ヶ月単位で見れば立派な読書量に繋がります。
私は通勤時間中にタブレットで電子書籍を読んだり、寝る前の30分に読書をしています。
3. スマートフォンやタブレットで電子書籍を活用
習慣化のためには少しでもハードルを下げることが重要です。
通勤中やちょっとした空き時間に気軽に読書ができる点で、電子書籍は非常に便利です。
物理的な本と比べて持ち運びが簡単なため、いつでもどこでも読書の機会を増やすことができます。
さらに、電子書籍リーダーやスマートフォンに読書アプリをインストールしておけば、読みたい本を複数常に持ち歩けるためスキマ時間に手軽にアクセスできます。
中でも、電子書籍アプリには「ブックマーク」機能があるため、続きからすぐに読み始められ、途中で区切ってもストレスを感じにくいのも魅力です。
4. 興味のあるジャンル・短めの本を選ぶ
読書がなかなか続かない原因として、内容が難解すぎたり、ページ数が多すぎたりすることが挙げられます。
特に、最初は興味のあるジャンルや、短めの本を選ぶことで、ストレスなく読書を進められるでしょう。
最初から難解な本や分厚い本に挑戦すると、途中で挫折してしまうことも少なくありません。
少しでも興味を持てる内容から始めると「次も読んでみたい」という意欲が湧きやすくなります。
また、短編やエッセイ集など短時間で読み終えられる本もおすすめです。

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5. 読書仲間を作る、またはSNSで進捗をシェアする
読書を一人で続けるのは難しいこともあるため、モチベーションを保つために読書仲間を見つけるのも一つの方法です。
職場の同僚や友人と「月に一冊読もう」などと決めて、進捗や感想を共有し合うと楽しさが増します。
また、SNSでのシェアも有効です。
読んだ本の内容や感想をツイートしたり、読書アプリの進捗機能を利用したりすることで、読書が習慣化しやすくなりますし、アウトプットすることによって自分の理解度を高めることができます。
また、同じ本を読んでいる人のコメントや感想に触れることで、新たな視点や学びを得られ、さらに読書への意欲が高まります。

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読書が続かないと感じた時の対処法
1. 「読むべき本」から「今読みたい本」に切り替える
読書が続かないと感じたら「読むべきだと思っている本」を一度置き、純粋に「今読みたい」と感じる本にシフトしてみましょう。
興味を持って選んだ本であれば集中力が高まり、楽しみながらページを進められるはずです。
2. 1日だけ読書を休む
毎日続けることも重要ですが、あまりプレッシャーをかけ過ぎないようにしましょう。
どうしても気分が乗らない時は、1日だけ読書を休むことも効果的です。
その間に「次はどの本を読もうか?」とワクワクしながら考えることで、再び読書への意欲が湧いてくることもあります。
3. 本を途中でやめる勇気を持つ
どうしても内容が楽しめない、もしくは難解すぎる本は思い切って途中でやめてみましょう。
無理に読み続けると読書自体が負担に感じられてしまい、他の本にも手が伸びにくくなることがあります。
まとめ
読書を習慣化するためには、最初の一歩として小さな目標を立て、無理のない範囲で楽しむことが大切です。
ここで紹介したスキマ時間や電子書籍の活用など、日常の中で無理なく読書を続けられる工夫を取り入れて楽しい読書生活を始めてみましょう。



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