LINEスタンプは、日常のコミュニケーションをより楽しくするアイテムとして多くの人に利用されています。
そんなLINEスタンプに「アレンジ機能」が追加されたことをご存知ですか?
「アレンジ機能」とはLINEスタンプを大きさや角度、位置を変更して他のスタンプと合体できる機能です。これによりLINEスタンプの表現の幅が大きく広がりました。
最近ではこのアレンジ機能に特化したスタンプもちらほらと見かけるようになりましたね。
今回はLINEスタンプ制作に挑戦してみたい方向けに「アレンジ機能」に特化したLINEスタンプの作成方法とアイデア・コツをご紹介します。
作成に必要な準備

必要なソフトとツール
アレンジ機能対応スタンプを作るには、以下のツールを準備しましょう。
- デザインソフト: Adobe IllustratorやPhotoshop、GIMPなど。私は無料で使えるGIMPを愛用しています。
- LINE Creators Studio: LINE公式が提供するスタンプ作成アプリ。
- LINE Creators Marketアカウント: スタンプの販売登録を行うために必要です。
必要なファイル形式とサイズ
LINEスタンプ作成には、以下のガイドラインに従う必要があります。
- 画像サイズ: 370 × 320ピクセル以上
- ファイル形式: PNG形式、背景は透過
作成手順

アイデア出し
スタンプ作成の最初のステップは、テーマとコンセプトを決めることです。
- ターゲットユーザーを設定する: 学生向け、ビジネスパーソン向け、家族向けなど。
- 利用シーンを想定する: 挨拶、感謝、励ましなど。
- アレンジの可能性を考える: ユーザーがどのようなカスタマイズを楽しむかを想像する。
デザイン制作
- スタンプ画像を作成: キャッチーでシンプルなデザインを心掛けましょう。
- サイズ調整: アレンジ機能を使いやすいサイズに最終調整しましょう。
LINE Creators Marketへの登録
1.LINE Creators Marketにアクセスし、アカウントを作成します。
2.作成したスタンプのデータをアップロード。

3.スタンプの名前や説明文を設定。

4.アレンジ機能対応スタンプとして登録するため、必要なオプションを選択。

5.提出後、LINEの審査を通過すると販売が開始されます。

デザインアイデア例
- 挨拶スタンプ: 「あけおめ」「誕生日おめでとう」など通常のスタンプを特別な日のスタンプにするためのスタンプ。
例:

- 話題のスタンプと合体しやすいスタンプ: LINEスタンプのランキング上位のスタンプと合わせやすいスタンプ。 例えばちいかわなどと合わせやすい白の肌のスタンプなど。
例:

- ネットミームスタンプ: Xで話題のミームを取り入れたスタンプ。
例:

- 透過スタンプ: スタンプの上に被せて使えるスタンプ。イラストソフトで透明度を設定すれば作成できます。
例:

制作のポイント

サイズに注意する
アレンジ機能を最大限に活かすためにはスタンプのサイズが重要です。アレンジ機能は元のサイズから約0.5~1.5倍の範囲でしか拡大縮小できないので、サイズを大きく作りすぎると想定している使い方ができないなどの可能性があります。
ユーザー目線で考える
ターゲットとなるユーザーがどのようなカスタマイズを求めているかを事前にリサーチしましょう。LINEスタンプのランキングなどを参考にしたり、XやInstagramなどのSNSでトレンド情報を収集しましょう。
まとめ
アレンジ機能対応LINEスタンプは、ユーザーに新しい楽しみ方を提供するだけでなく、クリエイターにとっても大きなチャンスです。本記事で紹介した手順とアイデアを参考に、自分だけのオリジナルスタンプを作成してみてください。
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